過活動膀胱になる原因とは?
- 2014/7/23
- からだ, 過活動膀胱
- 過活動膀胱になる原因
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過活動膀胱(患者さんの半敭に切迫性尿失禁の症状があるのだとか)になってしまった原因には、どんなものがあるのでしょうか。
まず、脳卒中や脳梗塞(死にいたることも多く、死を免れても、半身麻痺や意識障害、失語などの深刻な後遺症が残ってしまうことが少なくありません)、パーキンソン病、脊髄損傷や多発性硬化症、これらの脳血管や脳の障害、脊髄の障害の後遺症によって、神経回路に障害が起きた場合があげられるのです。
そのような場合には、「尿がたまった」「まだ出さないで」「出して良いよ」などという脳と膀胱のやりとりが上手くいかなくなってしまって、意思に反した結果となってしまうでしょう。
また、神経回路とは関係ないことが原因(どうがんねってもわからないことも少なくありません)になる事もあります。
女性の場合には、加齢や出産で骨盤(上下左右に動く骨で、姿勢が悪いと歪んでしまいます)底筋が弱くなってしまうり、傷んでしまいますよね。
すると、膀胱や子宮、尿道をちゃんと支えることができなくなり、尿が漏れやすくなってしまうのです。
それに、男性の場合だったら、前立腺肥大(民間療法としてはノコギリヤシが知られていますね)症によって、過活動膀胱になる人も多いと思います。
前立腺が肥大すると、内側の尿道を圧迫し、尿道が狭くなってしまいます。
狭くなった尿道に尿を押し出そうとして膀胱に負担がかかってしまい、膀胱のコントロール(失うと時に大惨事になってしまうこともあるでしょう)が難しくなってしまうのですね。
過活動膀胱(800万人以上の人が悩んでいるといわれている病気です)には、こういった原因がある可能性がありますが、明確な原因が不明であれねいうこともあるのです。